退位について
我が国民のみなさま、ならびに諸外国のみなさま、こんにちは。
大ぶらうん帝国皇帝、ぶらうん3世です。
わたくしは、非常に勝手なことではありますが、この度、3月31日をもつて退位することとなりました。
理由は学問のためです。
わたくしはこれまで叔父様や帝国宮内省の執行部に皇帝としての教育と基礎教養を受けました。しかし私は、より学問を修めたいと思い、このたび日本へ留学することとなりました。そこで日本からでは政を執りにくいため、いっそ姉上にお任せしようかと思ったわけです。
皇帝陛下退位に関する特別措置法
第一条 制定事由
第二条 定義
この条文中においては次の用語について以下のように定める。
・陛下はぶらうん3世陛下のことである
・殿下をリリィ女王殿下のことである
第三条 陛下の退位
陛下は3月31日をもって退位される。
それ以降、執政を行う際は宮内省執行部の承認を必要とする。
第四条 陛下の退位期間
陛下のご意向により、退位の期間は1年とする。
また、陛下のご意向により、この条文に記載された期間は延長できるものとする。
第五条 殿下の皇帝即位
陛下が退位されるため、リリィ女王殿下は皇帝に即位なされる。
殿下は4月1日、皇帝に即位なされる。
第六条 政府機関の忠誠
政府機関はこれまで通り陛下に忠誠を誓うと共に、殿下に皇帝として忠誠を誓うこと。
第七条 アカウント引き継ぎ
現状、帝国で利用されている陛下のアカウントを利用して殿下は統治を行われる。
第八条 国家保護法制
帝国国内において、混乱が起こることないよう、4月2日まで、帝国メディアの報道は宮内省執行部による検閲(ずっとテレビつけっぱなし)を受ける。
仮に、反帝国的な報道があった場合、宮内省執行部はその報道に対して修正、ならびに指導を行うことができる。
国家保護のため、軍や親衛隊が道路や線路、飛行場、港湾施設、ならびに車両や建造物を封鎖、占領、軍事力としての保護を行う場合がある。帝国臣民はこれについて快諾しなければならない。
軍は、これによって著しい不利益を臣民が被る場合は補填を行う必要がある。
補填の費用は帝国宮内省が確保する。
第九条 本法の法制的扱い
本法は皇帝勅令として扱う。
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